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第50回通関士試験 合格体験記


平成28年度 第50回通関士試験に合格された方の合格体験記を掲載中です。

今後の学習や講座の受講等の参考にしてください。

通関士 合格体験記  Y.Hさん 神戸市灘区 40代 男性
(1年目:通関士総合講座(早期スタートパーフェクトコース)、2年目以降独学)


                                              

私の合格体験記


 通関士を取得しようとした発端は、同僚の後輩が平成25年に通関士を取得し、よい予備校があるということで当校を勧められたことです。

 それまでも入社1年目から3年目にかけて会社から強制的に受験させられ、通関士という資格がのどに引っかかった小骨のように気になっていたこともあり、受験を決意しました。

 倉庫会社に勤めているので、通関士が唯一の貿易に関する国家資格であったことも後押ししました。

 合格した同僚の勧め通りで、倉庫現場とターミナル現場勤務が長く、通関に関してはほぼ素人の私でも、先生の講義内容はわかりやすかった。

 丸暗記することなく法律の内容の本質を基本とした考え方に基づいており、衰えかけた頭でもすんなり理解できました。

 また少人数で職業・年齢・性別・国籍を超えて和気あいあいとした雰囲気で同じ志を持つ人たちと勉強することは40才を超えるとなかなか経験できません。よい時間を過ごすことができました。



 結果は残念ながら一度目の受験では不合格でした。平成26年度の試験は今から考えるとボーナスステージといってもよかったくらいの難易度でしたが、実務で2点足らずでした。

 二度目も通関実務はクリアーできたもののまさかの関税法・関税定率法などで点数が届かず不合格でした。

 言い訳ですがこの年は昇進と疾病が重なり夏に勉強を継続できなかったので・・・。

 三度目の正直とはよく言ったもので今年晴れて合格できました。

 実務は60%を切っていたのでヒヤヒヤものでしたが合格したらこっちのものです。



 一度目の受験の時は愛のある講義と鬼のテストをこなしているだけで十分力が付きました。

 二度目・三度目の挑戦の時も新しい教材を買うこともなく、授業で使用した先生の作成されたテストの問題を解く → 先生の講義を思い出しながら教科書で理解する → 問題を解く、をひたすら繰り返すだけでした。

 ですからこんなことを言うと営業妨害になってしまいますが、一度コースを受講すると二度目は不要といっても過言ではありません。

 それくらいわかりやすい講義、内容の深いテストです!ということで先生、勘弁してください。

 
もし迷われているのであれば、思い切って飛び込んでください。努力は必要ですが合格できます。くどいですが40才オーバーの私でも合格できたのですから。






神戸大阪通関貿易教育研究社からのコメント



Y.Hさん

合格おめでとうございました。

Y.Hさんは
初年度は全くゼロの状態から学習を始められて、
約8か月間コツコツと努力され、
最終的には初年度から合格圏内に到達しておりましたが、
本番ではあと一歩及ばず。
そこまではよくあることですが、
そのあとがすごいと思います。
そのまま継続して学習されて
今年のような大変難しい年に
見事に合格されたのですから、
本当にご苦労されたことと思います。
このことは大変良いご経験になったのではないでしょうか。
三年間、本当にお疲れさまでした。

今年の試験は昨年同様、
内容も難しく大変だったとは思いますが、
本番で冷静にしっかりと実力を出されて合格されたことは
本当に素晴らしいと思います。

Y.Hさんの合格体験記にもありますが、
毎年あと一歩という状態を続けるのはそれ自体大変なことです。

しかも、
2回目の受験の年は実務が大変難しい年だったのですが、
その実務は合格点ということからしても
継続的に努力されていたことがわかります。

会社では管理職ということで
部下の方々を指導する立場であることと思いますが、
その際にはこのご経験を生かしていただければと思います。
Y.Hさんの合格体験記にもありますが、
単なる暗記ではなく、
内容を深く理解していただいているはずなので、
簡単に忘れることはなく、
必ず学習した知識が何かのお役に立つことと思います。
本当におめでとうございました。






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